2014年6月21日土曜日

日本人の心のふるさと

おととい一人で伊勢に行って参りました。

初めての一人旅は、初めてのお伊勢。(笑)

事前に駅近くのビジネスホテルに宿をとり、
当日はちょうどお昼に到着。

荷物を宿に預かって頂き、
まずは外宮へと向かいました。

午後はもう人がたくさん。
平日にもかかわらず参拝客の多いことに、
なんだか嬉しく思いました。(*^^*)
 
はやる心をおさえながら、無事に外宮参拝を終えました。

 
 

外宮の神馬さんです。
触りたかったな。
 
 
 
 
 
 
さて次は内宮へ。
 
最初はレンタサイクルにしようかと思いましたが、
途中で疲れてしまったらどうにも身動きがとれないかなと思い、
バスで内宮まで。
 
 
 

 
宇治橋を渡り、

 
皇大神宮正宮です。
ここに天照大神が祀られています。 
 
 
宇治橋を渡り(帰り)、
おはらい横丁、おかげ横丁へ。
 
 
ローソンもご覧通り。(笑)
 
 
大きな招き猫。
 
 
一通り横丁を見たあと、ホテルに。
バスにしようかタクシーにしようか迷った挙句、
 
年甲斐もなく徒歩で帰る事に。(笑)
 
天皇陛下を始め皇族の方々がお通りになるという「御幸道路」をてくてく歩きました。
 
途中には皇學館大學とか、倭姫の宮とか月読の宮とかいろいろあって、
5キロ以上ある道は結構きついものでしたが、
楽しみながらマイペースで歩きました。
 

 
ここは日蓮聖人が比叡山を下られた後、
内宮に誓願をされるために宿泊された場所と言われています。
 
我、日本の柱とならん
我、日本の眼目とならん
我、日本の大船とならん
この三つを日蓮聖人の三大誓願と言いますが、
この誓願を天照大御神にたてられたと言われています。
 

 
宇治山田駅。
日本の要人は必ずこの駅で乗り降りされるそうです。

 
これは昨日の早朝に内宮にお参りした時の宇治橋から撮ったものです。

 
前日と打って変わってほとんど人影がありません。

 
先客。

 
正宮の脇になります。
逆光もありますが、
少し不思議な写真だと思いました。
 
 
この旅を終え、思ったことは、
やはり伊勢神宮は日本人の心のふるさとなんだなぁと。
 
自然とすべてが一体化している伊勢神宮。
人も建物も木々も風も。
 
そして、
 
ここに参拝にこられる人の心も・・・。
 
 
 
 
 
 


2014年6月12日木曜日

怒りと悲しみと


暑いのか、肌寒いのか。

よく分からないような気候が続いています。

長袖を着て腕まくりをしている自分の姿が何やら可笑しくて。

気候のせいなのか、
はたまた更年期のせいなのか。

頭を悩ませる季節です。(笑)



新聞やテレビのニュースを観ていると、
時を置かずに幼い子供に対する猟奇的な事件や虐待などが発生し、
心が塞がれるような思いをしています。

父や母を頼りとし、
人を疑いもしないような純真な幼子を殺す大人たちの気がしれません。

ある事件ではご飯も与えられず立つこともできないほど衰弱しきった五歳の子供が、
か細い声で「パパ、パパ」と助けを呼んでいたにもかかわらず、
それが怖くなって部屋から出て、
そのまま放置して子供を死なせたという父親もいました。

「なんてひどい父親なのか」

もう自分が僧侶であることすら忘れてしまうほどの怒りが涌いてきました。

そして同時に、
最後の力を振り絞って精一杯父親に助けを呼んだのに、
実父に見放されてしまった子供の深い悲しみを思うと、
あふれ出る涙を止める事ができませんでした。

きっと亡くなった今でも霊魂はそこに留まり、
「パパ、パパ」と泣きながら父親を呼び続けているのではないでしょうか。


子供にとれば、
どんな極悪でも非情でも親は親。

まして幼子です。

手を差し伸べれば抱きしめてくれるはずと信じて疑わなかったことでしょう。



幼子にとって一番むごいしうちは、

親が背を向ける瞬間ではないでしょうか・・・。



私が抱きしめてあげるから、
早く仏様のもとに行ってね・・・。

そして来世は、
今生で悪を積まなかった分、
うんと幸せになってほしい・・・。



合掌・・・。








2014年6月8日日曜日

DNA

少しも止むことなく降り続く雨がとても不安でしたが、
今日はやっと青空が見られるようになりました。

梅雨に入り、これからますます不安定な気候が続きます。(◎_◎;)

どうぞ皆さまも体調に気を付けてお過ごし下さいね。


明日は父の十回忌。

昨日は父のお墓参りに、
親類が10名ほどおいでになりました。

父方である私の兄夫婦、姪っ子夫婦。あとは母方の従妹が二人とその旦那様、および息子さん。

父方側は体が小さく控え目で静かな方々。そしてなぜか職人系ばかり。
対して母方側は体が横に大きく(私の倍くらい)おしゃべりのつきない方々。こちらは頭脳労働者系。

「これが私のDNAなんだなぁ」と、
つくづく見比べていました。

私の体は決して大きくはありません。
体重も~さほど多くはない・・・と思っています。(笑)
あまり器用ではありませんが、
どちかかと言えば職人系に入りそうです。

頭もよくないので、
こうしてみると完全に父方の血が濃いのかなと思いますが、
おちゃらけたくなる性格は完全に母方です。

そそっかしいのは~両方からかも(笑)


実の親に似ずとも、
父方母方のDNAは完全に自分自身に受け継がれてきているものなのですね。



明日は父を始め、
自分につながるご先祖さまの事にまで思いを馳せながら、
一日を過ごしてみたいと思っています。