2016年3月3日木曜日

犬の喧嘩


春告げ鳥の第一声から約半月が経ちました。

「これからはだんだんと温かくなる」と思いきや、
おとといはまさかの雪景色。
東京は降らなかったようですが、
千葉県北東部は雪。


でもきれいでした。

もひとつ。

犬・・・のつもりです(笑)
赤いのは万両の実。
もう少したくさん降っていたら、もっと大きなのが作れたかしら。

いえいえ。
子供のころのようにしもやけがひどくなっても雪をいじっている、
そんな根性もなくなっていますから、
今の私には野球のボールくらいの雪玉二個作るくらいがちょうどいいのかもしれません。(笑)



二週間ほど前のお話し。

いつものように午前中いっぱい外仕事をし、お昼を迎えました。

いつものように門を閉めて、三頭の犬をかわりばんこに小屋から出そうとしました。
三頭いるうち、黒柴のメスとシェパードのメスの仲が非常に悪い。
必ず大変なケンカになってしまうのです。
ですから一緒に出さないように、必ずどちらかのメス一頭は小屋に入れたまま。
時間差で出すようにしています。

それが、なんということでしょう。
おっちょこちょいの私は一頭をしまい忘れて、もう一頭も出してしまったのです。

時すでにおそし。

大喧嘩が始まってしまいました。


「やめなさいーっ!」

・・・といっても始まってしまったものはやめません。

二頭の間に入り、喧嘩をやめさせようとして、
黒柴に左腕をかまれました。

だしを取ったあとの豚の骨をかみ砕く強いあごをもったお姉ちゃんです。
かまれた左腕にしびれが来たとき、
「あ、これってやばいかも」と思いました。

一人とんできてくれて、
なんとか両方ともハウスさせましたが、
シェパードの足に血が垂れています。

犬がけがをしたかと思ってたら、
自分の袖口からの血だと気づきました。

ぽたぽたぽたぽた、流れ出る血。


腕をまくって消毒液をかけてもらいましたが、
しびれているほうが強くて痛みを感じません。

自業自得。
すぐ外科の病院へ。


「こりゃひどいね。神経まで見えてるよ」

お医者さんが傷を見た瞬間の言葉。

静脈まで切れてしまっていたせいで、出血が多かったとか。

「動脈が切れてたら、こんな出血じゃすまなかったよ」

・・・静脈でよかった(笑)


結局、縫合しなければ無理ということで、
血管をはじめ、全部で十数針縫いました。


噛んだ黒柴のお姉ちゃんは、
しばらくしょんぼりしていました。(笑)

おそらく自分が何をしたか、ということがわかったからでしょう。
私の腫れた左手の甲を申し訳なさそうにペロッとなめました。



ということで、
いま私は外仕事免除の毎日を過ごしています。(笑)