2018年12月13日木曜日

初めてのお客さま

・・・もう12月。
それも明日は赤穂浪士の討ち入りの日ではありませんか。

♪や~りはさびてぇも~そーの名はさびぬ~♪

この歌をご存じの方はどれだけいらっしゃるかしら(^_^;)(笑)


久しぶりの投稿ですが、本日は赤穂浪士のお話ではありません。
・・・でも明日もし映画かなんかあったら観たいと思いますが・・・


8月に靖国神社へ行ったお話を書きましたが、
実はその日はもうひとつ、ある出来事がありました。

出かける前夜のこと。
夜、境内には防犯のためにシェパードを放しています。
もちろん境内の外にはでられないようにして。

朝が早いので、就寝も早めに~Zzz
うとうととしていると、
私が住む建物のすぐわきでシェパードがすごい勢いで吠えていました。
怪しい人影でもあったのかしら、と思っていたら、

「シャーッ!シャーッ!」と、何か動物の声が聞こえます。
うちには時々、猫が入り込んでくるので、
猫をみつけたのだろうと思って、そのまま寝ていました。

しばらく犬と猫らしい動物の声がしていましたが、
私はいつしか夢の世界へ・・・


次の朝、
またもや犬が吠え、「シャーッ!」と。
同じ場所から動かないところを見ると、その動物は怪我でもしているのかなと、
少し不安になりながら外に出ました。

すると、外の水道のある場所のすぐわきに「それ」はいました。

それは、コダヌキだったのです。

私は犬しか飼ったことがありませんが、たぶん2、3カ月くらいのタヌキの子供ではなかろうかと。

犬をしまい、コダヌキを山へ逃がそうとしましたが、
すみっこのほうでうずくまっていて、なかなか出てきません。

出かけなければならなかった私は途方に暮れ、
お寺の人たちに状況を説明し、あとはよろしくと出かけました。


で、帰ってきた時はもう逃がしてくれたものと思っていたのですが、
結局、誰もコダヌキを逃がすことができず、そのまま。

酷暑、猛暑のなか、
コダヌキは飲まず食わずでそこにいました。
見ると、眼をつむっています。
夜行性だから日中はあまり動かないのでしょうが、
このままでは衰弱して死んでしまいます。

とりあえず、深めの箱のようなものに移動させようと思いましたが、
思うように中に入りません。
もうあたりは暗くなって、また犬に脅されてはかわいそう。
箱をそのままにして少しその場を離れて、
また戻ってきた時、

「あれ?たぬきがいない」

箱の中にちゃっかり納まっていました(笑)

箱を縦にしてのぞき込むと、
つぶらな目で私を見上げています。

不覚にも「かわいい♡」と思ってしまいました(笑)


少し離れた場所の草の上に箱を置き、
コダヌキを放しました。

ころころっと出てきたコダヌキは、きょとんとした顔をしていましたが、
やがて草むらの中に走っていきました。


そういえばタヌキはイヌ科。
飼ってもよかったかも、などと思ったりしてしまいました。


でも可愛かった♡







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