満開の梅の花が、
冷たい風に吹かれていかにも寒そうです。
少しずつ散り始めてきましたが、
今度は桜の枝に小さくて固いつぼみが見られるようになりました。
自然界はたしかに「春」を感じて動いています。
梅の花に教えられ、
ウグイスに教えられ、
桜のつぼみに教えられ、
空や雲、そして風に教えられながら、
私達人間も「春」を感じて動けるようになるものなのです。
小学四年生のある日、
私は一人で埼玉県志木市にある伯母の家に遊びにいきました。
駅からバスに乗り、
降車したら2.3分で伯母の家に着きます。
バスを降り、道路を横断しようと走った時、
バスの陰で見えていなかった対向車とぶつかってしまいました。
左側の臀部をしたたかにぶつけ、
いきおいで転がってしまった私を
車から降りてきたおじさんは青い顔をして「大丈夫か?」と聞いてきました。
おじさんもびっくりしたことでしょう。
いきなり目の前に子供が飛び出してきたのですから。
いつも学校で「道路を渡る時は車が来ていないか確認してから渡りなさい」と教わっていたのに、
確認せず渡ってしまった自分が悪いと思ったので、
「大丈夫です」といってそのまま行こうとしました。
おじさんは「いや、病院に行こう」と言って下さいましたが、
知らないおじさんの車に乗ることも怖くて・・・。
「大丈夫です」と言いながら、
逃げるようにして伯母の家まで走っていきました。
伯母にぶつかったところを見てもらったら、
みごとな青あざが左の臀部一面に広がっていました。
でもそれが後々に引きずるようになるとは、
その時は知る由もなかったことです。
左足が少し内側になっていることに気が付いたのは大人になってから。(^-^;
一度股関節炎になり、9度以上の熱を出して病院に行ったことがあります。
その時、レントゲンを撮った時に、
左足の股関節が亜脱臼していたことが分かりました。
足も手も目までも、左側全体が弱くなっているのに気付いたのは、
つい最近のこと。(^-^;
もう治るものではないから、
一生のおつきあいだなぁと思っていました。
ある日、
「川崎にいい整体の先生がいらっゃるから言ってくるといいよ」と教えられ、連れて行ってもらうことにしました。
私の体を見て、
「左側全体の力がだいぶ弱いねぇ」といいながら施術し、
左足強化の体操を教えて下さいました。
右側とのバランスをよくするためです。
そんなに大変な体操ではなく、
毎日続けていくうちに「歩き方が全然違う」と寺院の方々から口をそろえていうようになりました。
何十年も亜脱臼したままの左足。
右側の足や腰は、
それを補うためにだいぶ頑張ってくれていたようです。
右側さんをねぎらうためにも、
左側さんの強化に励みたいと思います。(笑)
木蘭様
返信削除おこんばんは。ヒマで死にそうなしまふくろうでございます。
な~るほど。合点がゆきました。
木蘭さんがそそっかしくて、よく向こう脛をぶつけたり、野壺に落ちたりするという、
そのワケがようやく判りました。左側さんが長いこと亜脱臼してたわけですね。
そのことを今日になるまで気づかなかった、というのですから、何と言いましょうか、
超ド級の粗忽者というか、ノーテンキな尼さんなんですね。
10年ほど前でしょうか、わたくしめも股関節を脱臼いたしまして、しばらく車椅子生活
をしたことがあります。公園でボール蹴りをしていて、思いきり振りかぶったら、勢いが
よすぎてグギッと右股関節が外れてしまったわけです。
その後遺症なのでしょうか、いまだに歩行時のバランスが悪く、ちょっと目にも変です。
おまけに左膝を悪くしていますので、ますます奇妙な歩き方になってしまっています。
幸い蹴つまずいたり野壺に落ちたりがないので、木蘭さんよりは軽症かなと……
これからは日々リハビリに励み、まっとうに歩けるようになってくださいまし。
ただし、右に傾くのはいいですが、くれぐれも左には傾かないように願います。
しまふくろうさま、こんばんは。(*^-^*)
返信削除「ヒマ」で亡くなった方を存じ上げませんので、
たぶん大丈夫かと。(笑)
・・・(^-^;
返す言葉がございません。(笑)
ただ、やはり粗忽さは父から受け継いだ「血」ではないかと思われます。
足は~粗忽に輪をかけているだけのことなのでございましょう。(笑)
ええと~・・・確かにあちこちぶつけたりけつまづいたりはしますが、
未だ野壺落下の経験はありませんの。( ̄▽ ̄;)
これからもない・・・とは言い切れませんが。(笑)
はい。
絶対に左には傾くことはありませんのでご安心を。
一緒にリハビリに励んで、
ますます右側を強化して参りましょうね。(笑)