2019年6月13日木曜日

「お休みがほしい」と願った結果

梅雨。
雨に打たれる紫陽花が、より一層美しく見える季節になりました。




今年に入ってから忙しく、
もう一つ身体が欲しいと思うくらいでした。
べつに葬儀や法事がたくさんできたということではなく、
なにやら来客が多く、
それでいて来客のない日は(場合によっては来客があっても)、
いつものように作業漬け( ノД`)。

「ああ、お休みがほしい・・・」と何度思ったことか。

そうこうしているうちに五月に入りました。
この連休がまたまた来客がおてんこ盛り状態。
五月前半は法要も重なっていたため、
寺院のみんなはもうへろへろでした。

そして五月十九日は、毎年恒例の身延へ御廟所参拝。
今回は総勢十四名。
ありがたいことにたいした渋滞もなく、
行きも帰りも無事に過ごすことができました♪

しかし、それからがまた大変。

その二日後の夜のこと、
珍しいことに熱を出して寝込んでしまいました。

「こんなお休みはのぞんでなかったんだけどな・・・ま、いっか」

するってぇと、その晩は9度まで上がり、
次の日の朝になっても8度4分。
それでも着替えをして朝夕のお勤めだけはしましたが、
お堂に上がり、座布団に座るとなかなか息が整わない。
何度も深呼吸をしてから、
とぎれとぎれのお経をあげました。

その晩は9度1分まで上がり、
次の日の朝は8度7分と、ほとんど熱が下がりません。
「こんなに熱が下がらないのはおかしいから、医者に行って来て下さい」
ということになり、お医者さんへ連れて行ってもらいました。

すごく混んでいたため、
まだ8度以上熱があっても、途中で吐き気がおそってきても、
一時間以上待たされてしまいました。

「B型のインフルエンザですね~」とお医者さん。

「こんな季節にインフルエンザが流行るなんてね」とニュースを観ながらみんなと言っていたのに、まさか自分がかかるなんて・・・。

実は身延に行った際、
信者さんの若夫婦がマスクをしていて、
帰り際、奥さんのほうが「少し具合が・・・」と言っていたのです。
感染源はそこでした。
その日のうちに若夫婦は熱を出したそうです。
もちろんB型のインフルエンザ。

ただ、他の人に感染しなかったことだけが幸いでした。
つまりあれだけの人が一緒にバスに乗っていたのに、
うつったのは私だけだったということ(^_^;)

・・・まっいっか(笑)

発生してから3日目でしたので、
「タミフル出すけど、あんまり効かないかもしれないよ」とお医者さんが言っていましたが、まさしくその通りでした。
薬を飲んでもやはり熱が下がらず、
結局、4日間8度以上の熱がでっぱなし。
おかげさまで3キロ体重が落ちました(笑)

もう、「お休みがほしい」などと思わないようにしようっと(笑)

2 件のコメント:

  1. 木蘭様
    ついつい再読してしまいました。なんてこった!

    よくぞご無事で。こういう報告は木蘭親衛隊の隊長としては心が痛みます。

    よりにもよって木蘭さんだけうつされるとは……
    不幸はぜ~んぶ身代わりに背負いこむからね、という日頃の心掛けのせいでしょうか。

    ああ、それにしても高熱が……。
    ボクは生まれてこの方、高熱を発したことがないのです。

    きれいなネエちゃんにお熱を上げたことはありますが、
    40℃近い熱を出したことは、記憶のかぎりではないのです。

    風邪をひいても熱は出ません。
    その代わり激しく咳き込みます。
    ボクの悩みは咳と頭痛。
    いまも昨夜からの頭痛に悩まされています。

    木蘭さんは忙しすぎですね。
    お寺が忙しいのは良いことなのかどうかはわかりませんが、
    もう少し個人の時間が取れたらな、としまふくろうは勝手に思っています。

    マスク夫婦にも困ったものですね。
    バスの中は密閉空間なのだから、ふつうの風邪でもうつっちゃいますよ。

    身延山へ行きたい気持ちは分かるけど、
    結局、木蘭さんみたいな〝犠牲者〟を出してしまった。
    親衛隊としては、この夫婦に猛省を促したいですね。
    喝!

    ボクも田舎者さんに「ブログの更新をまっとまじめにやれ!」と叱られてしまいました。
    書きたいことはいっぱいあるのだけれど、つい無精な性格が顔を出してきて……

    でも、ネットで知り合った友達がここまで心配してくれるのだから、
    ありがたいと思わないと。トモダチって大事だよね。

    もうインフルは完全に抜けたかしら。
    たまには身体と心を休める休暇がほしいですよね。

    ボクの長女はいまギリシャの小さな島にいます。
    有休を消化してこい、と上からの命令で、およそ1カ月、島の小さなホテルで
    ワークキャンプみたいに働きながら休暇を消化してるんです。

    1日5時間労働。あとは自由にしていい、という約束。
    寝る場所を与えられ、食事もいただける。

    彼女は過去に、こういった経験を各地でやっています。
    ブドウ園で働いたことも。

    木蘭さんも休暇をとってわが家に泊りがけで遊びに来ませんか。
    歓迎しますよ、ボクの手作り料理で。

    くれぐれも自重自愛を専一に。

    返信削除
  2. しまふくろうさま、おはようございます(^-^)
    おかげさまで隔離から解かれ(笑)、
    五月の末には復帰致しました♪

    ただ体力が戻らず、
    しばらくは力の出ない仕事ぶりでしたが(^▽^;)

    まだお会いした事のない方々に心配して頂けるというのは、
    まことにありがたいことです。
    ようやくブログを書く心の余裕が出てきたので、
    ぼちぼちとすすめたいと・・・思ってはおりますが、
    どーなることやら(^^;(笑)

    長女さん、とっても素敵です(^-^)
    海外での経験は必ず日本でも活かされると私は思います。
    日本だけでは経験できないし、
    それに、大きなものの考え方もできるようになるのではと思います。
    しまふくろうさまの娘さんですから、もともと素敵な性格を持っていらっしゃるでしょう。
    素敵な素材をもっと深めてほしいですね(^-^)

    お誘い、ありがとうございます♪
    今はまだ、自分の行きたい場所へ行くことはできませんが、
    いつか思うように行動できるようになりましたら、
    よろしくお願い致しますm(__)m

    数十年ぶりのインフルエンザでしたので、
    これから数十年は大丈夫かな(笑)

    しまふくろうさまのお住まいになる「とんで埼玉」もこれから暑い季節を迎えますから、
    どうぞお身体ご自愛くださいね。

    返信削除