今日も午後から雨になりました。
12月はあまり雨は多くない月なのですが。
おかげで外仕事が進まない(´;ω;`)ウゥゥ
お正月を迎えるため、
お堂のみならず境内や寺院の外回りも大掃除しているのですが。
でもこうして動けることに感謝しています。
あんなにいろいろと怪我しているのに、
身体はちゃんと自然治癒していきます。
怪我をしたところを治すために私の身体の中は、
いったいどれだけ忙しくしているのかしら(^_^;)
数か月も前のお話になりますが、
夕方、郵便配達のお兄ちゃんがやってきました。
ちょうど外にいたのですぐに対応すると、
「書留です」と言います。
どれどれ、誰宛かしらとのぞき込むと、それは私宛て。
それも、宮城県南三陸町の役場から。
宮城県に親戚がいるなんて聞いたことがないし、
「心あたりがないなぁ」とつぶやくと、
配達のお兄ちゃんは「じゃ、受取はやめておきますか」と聞いてきました。
「配達証明」つきでしたが、役場からなら別に受け取ってもトラブルになることもないだろうと、受け取る事にしました。
というか、好奇心(笑)
そして中を見てみますと、
なんと私が、とある土地の法定相続人とか。
南三陸町に親戚居ないし、
もう50年以上前に亡くなった人の名前も知らないし、
「絶対なにかの間違いにちがいない」
もう夕方の六時くらいでしたが、
さっそく電話☎
するとだんだん状況が変わって・・・。
担当の方がこんなことをおっしゃいました。
「ここ数年で亡くなられた方はいらっしゃいませんか」
・・・えーと・・・
そういえば今年の3月の末。
行方知れずだった母が、14日に亡くなったと兄から知らされました。
私の知らない名字の母。
再婚のお相手はだいぶ前に亡くなったらしく、
あちらの親類とは縁切り状態で。
母の出生など、まったく知りませんでした。
父方の叔父からは「秋田の出身だと聞いている」と教えてくれましたが、
それも正しいかわかりません。
ただ今回のことで、
少なくとも母の親類にあたる人が、南三陸町にいたという事実があったということです。
役場の方は、
「この方が亡くなってからずっと相続がなされていなかったようで。
法定相続人はあなたを含めて100人を超えています」
・・・役場の方は本当に大変だなと・・・<(_ _)>
でも、
自分の知らない土地にも、
血縁者が存在するということ。
「袖すり合うも他生の縁」といいます。
しかし、すれ違うこともなく、
まったく離れ離れの場所で、お互いのことを知ることもなく、
それでも「御縁」のある人は必ずこの世の中に存在しているわけです。
同じように前世、今世、そして来世でも、
きっと自分に繋がる人がたくさんいるんだなと、
今回のことを通して感慨深く思いました。
木蘭様
返信削除そんな事情があったんですね。
深く詮索するつもりはありませんが、よくぞ頑張ってここまで来られました。
昔は「親はなくても子は育つ」といいました。
今は「親はあっても子は育つ」というのだそうです。
どっちに転んでも、子はたくましく育ちます。
仏教には〝常懐悲観〟という言葉があるらしいですね。
〝常在悲観〟という言葉もある。
人生とは悲しみ一つ。
そう観ずれば、怖いものはないですね。
今年も木蘭さんが幸せでありますように。
木蘭の守護神しまふくろうより。
しまふくろうさま、こんばんは(^-^)
削除ご挨拶が遅くなりました。
先年は大変お世話になりありがとうございました。
本年もよろしくお願い致しますm(__)m
母は、私が9歳の時に家を出ました。
四人の子供を育てるために、
朝早くから夜遅くまで働いた父は、本当に大変だったと思います。
ただ、
母がいなかったお蔭で、多くの人たちの温かさを知りましたし、師匠とも出会うことができました。
そして、
一度も行ったことのない場所に、
私と血のつながった方々がいたことを知り、
そして前世や来世のつながりをあらためて思うことができました。
母がいなかったことで、たしかに寂しく悲しい思いをしてきたことは事実ですが、
今は、
母がずっと私のそばにいたとしたら、きっと本当に大切なことを知ることもなかったと思います。
そう思えるようにして下さった師匠に感謝・感謝・感謝です。
私に怖いものですか。
しまふくろうさまが守護神なんですもの、
怖いものなんてございません(笑)
しまふくろうさまにとって、
ささやかな幸せがいっぱいの一年となりますように・・・。