2013年10月18日金曜日

友を選ばば・・・


いきなり涼しくなりました。

朝は室内で18度くらい。
さわやかといえばさわやか。
肌寒いといえば肌寒い気候です。(笑)

まだ体がこの涼しさに慣れていません。

どうぞ皆様体調を崩されませんように。


私の師匠は懐メロがお好き。
そのおかげをもちまして、
私は、自分が生まれる以前に流行った歌まで覚えました。(笑)

 
「妻を娶らば才長けて みめ麗しく情けあり 友を選ばば書を読みて 六分の侠気 四分の熱」

これは「人を恋うる歌」。

美しく頭がよく、情けのある女性。
読書人で、剛直で勇気があり、損得で動かず、義によって動く友。

この詩を読むだけでも、ついうっとり。
そそっかしい私にはとうていなれそうにもありませんが、
それでも「人として」立派な人格をほんの少しでも身につけられたなら・・・
そんなふうに思えるのです。


「友」については、論語に「益者三友 損者三友」とあります。

「剛直で誠意のある人、面倒なことを嫌がらず誠実を通す人、よく勉強して博識な人を友とすれば益がある。そして自分も努力すべきである」

「責任をとらぬ人、人あたりがよいだけで反対もしない人、口先だけで行動が伴わない人を友とすれば損をする」


仏教でも次のように説かれています。

「次の四種の友は心よきものなりと知るべし。すなわち力づよきたすけとなるもの、喜びにも苦しみにも常に変わらざる友、よきことばを語る友、同情ある友などこれなり」


こうした素晴らしい友を得るためには、
自分自身の人間性を磨かなければなりません。

そうすれば「類は友を呼ぶ」のことわざの通り、
自然と素晴らしい友が集まってくるはずだからです。


さて、
私も今日から頑張ろうっと。(笑)









2 件のコメント:

  1. 木蘭様
    おはようございます。赤い眼をしたうさぎのようなシマフクロウでございます。ハーハーハー(檀蜜じゃないです)……なんだか疲れがとれません。

    「友を選ばば」はなるほどと思いますが、わが身を省みると至らぬところばかりで、とても木蘭さんの「友」にはなり得ないのではないかと、ちょっぴり悲しくなります。

    たしかに自分を磨くことは大事ですね。
    ボクなんかお風呂はカラスの行水で……あれっ、ちがった?

    書は読みます。どーしょーもないくらい読みます。
    でも、とどのつまり「それがどうした」「だから何なんだよ」「So What?」
    と言われたら、ゴメンナサイって謝っちゃうかもしれない(笑)。

    「人生は死ぬ時までのヒマつぶし」と夏彦翁は言いました。
    だからボクは、目をまっ赤にしながら一所懸命ヒマをつぶしています。
    ヒマつぶしも命懸けです(笑)。

    大掃除に草刈りと大車輪の木蘭さん。
    ギックリ腰には気をつけてね!

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  2. しまふくろうさまは寝不足とお仕事疲れですね。

    烏の行水ではなく、ちゃんと湯船につかってリラックスして下さいね。


    しまふくろうさまは侠気もおありだし、とても熱い心もお持ちでしょう。
    それに沢山本も読まれます。(*^^*)

    私の本棚には未読の本がたくさん。(・_・;)
    寝しなに本を読むことがこのところなく、
    部屋に戻るとすぐ寝てしまう日々が続いております。(^▽^;)

    書も読まず、
    人間性の薄い私こそしまふくろうさまの「友」となりうるのは難しいことかもしれません。

    でも努力だけはして参りますので、
    見放さないで下さいませね。


    人生は「ひまつぶし」ですか。

    ではこれからは「ひつまぶし」を食べながら「ひまつぶし」に専念致しましょうか。(笑)

    ありがとうございます。
    ぎっくり腰は~ただいまうちの住職が患っておりますので、
    余計に気を付けます。(笑)

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